育休を取って気づいた“感謝”と“準備”の大切さ。——パパが感じた少しの葛藤

初めての育休。息子との時間を優先した決意

息子が産まれ、11月から念願の育休に入りました。
子どもができたら絶対に育休は取る、と妻の妊娠がわかったときから心に決めていました。安定期に入ってすぐ、会社に申請を提出。
周りの先輩パパたちから「新生児の時期なんて一瞬だよ」「気づいたら終わってるよ」とよく聞いていたので、絶対に見逃したくなかったんです。

正直、生活費の不安はありました。でも今年の4月から制度が変わり、1ヶ月間ならほぼ手取り満額の育休手当が出るようになったため、「今しかない」と思い切って1ヶ月の育休を決意しました。
仕事もなんとか11月までに片付けて、いざスタート!——と思っていた矢先、少しの“葛藤”が訪れます。


最後の出社日に感じたショックと学び

育休前、最後の出社日のこと。
上司から「君が担当しているプロジェクトの一つで、緊急対応が発生している。でも君が休みに入るなら、別の担当を立てることになるけどどうする?」と相談がありました。

正直、頭が真っ白になりました。
自分がかなり力を入れていたプロジェクトだったので、悔しさとショックが入り混じった瞬間。
それでも冷静に考え、担当変更をお願いすることにしました。

そのとき、気づいたことがありました。
・一緒に担当していた方と、十分に信頼関係を築けていなかったこと。
・周囲に頼る準備や引き継ぎの段取りが甘かったこと。
・それでも、他のプロジェクトで僕を信じて任せてくれている方々がいること。

この出来事をきっかけに、「自分1人で頑張ること」より「周りへの感謝と準備をしっかりすること」のほうがずっと大切だと痛感しました。

次の育休では、もっと感謝を伝えられる自分に

育休を取ることは“自分の権利”でもありますが、同時に“周りの支えの上に成り立つもの”でもあります。
今回の育休を通して、改めて家族にも会社にも「ありがとう」と伝えたい気持ちが強くなりました。

息子の笑顔を間近で見られるこの時間は、何ものにも代えがたい。
でも同じくらい、僕の育休を快く送り出してくれた職場にも感謝しています。

次に育休を取得するときは周りに感謝しながら、準備もしっかりしようと改めて思いました。

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